冬季バリエーションの入門ルート、那須朝日岳東南稜に行ってきました。
ここに冬季に来るのは3度目ですが、いつも雪が少なくてほとんど岩稜帯でしたが、今回は初めてしっかり雪がついて凍結具合も良好でした。
ただ、風が強くて顔面凍った。まぁ、ここは風が強いと定評ですから仕方ありませんね。
東南稜。風強いし雪が降っているので白くかすんでおります。
取りつきまで下降します。
今回の相方は冬季の岩稜帯が初めてなので、ガンガンロープ出します。基本ショートローピングで、傾斜がきついところは先に登って上から確保します。
適度な岩場が続きます。
懸垂ポイント手前。ここの上のトラバースが今回の核心だったかな。雪がついてなければ何ともないところだけど、雪と氷で斜面になっちゃってたので足場が劇悪でした。
懸垂下降。ここで先行パーティーに追いついた。
先行パーティー3人組の先頭の方が上でビレイしてます。東南稜としてはここの懸垂した後の登り返しが核心だよね。
先行パーティーを追い越して稜線を振り返ったところ。
雲が開けて茶臼岳が見えた。
バックは朝日岳の頂上。アイゼン登攀初めてなのに少しも臆せずガシガシついてきます。
頂上手前の最後の急登。
視界無し、風強し。
下山中。鎖も凍り付いてます。
雪が締まってて歩きやすい。無雪期の石コロコロしている時期よりも快適ですな。避難小屋辺りが一番風が強かった。
コースタイムは5時間半くらいかな。
おつかれさまでした。