レンガイ登山ギャラリー 2004 /12 /24 ~ 2004/12/25
オル・ドイニョ・レンガイの全景。
形の整った円錐形で、富士山のようです。
周りにはマサイ族の集落が点在し、たくさんのマサイ族と遭遇します。
登山は深夜スタートなので、登りでは周りの風景は見ることはできません。
頂上で夜明けをまちます。
夜明けはキリマンジャロとメルーの調度間から上ります。
左に見える円盤状の山影がキリマンジャロ、右側の右上がりの台形がメルー山です。
頂上クレーター部には溶岩の噴出によりできた突起がいくつもあります。
クレーターの縁からはナトロン湖が見えます。
ここ特有の白っぽい灰色の溶岩が流れ、固まった後がたくさんあります。
触ってみると、まだ温かいところもあり、寝っ転がると天然床暖房です。
クレータ内の地面はふかふかで、歩くと足が沈み込みます。
いくつかの突起の先からは灰色の溶岩が噴出しているのを見ることができます。
普通の溶岩とは違い粘性が低いため、水の様にすごい勢いで流れてきます。
噴出する音が耳につきます。
頂上から見下ろすグレートリフトバレー。
その上に山影がキレイに伸びています。
雨水により侵食された美しいラインがグレートリフトバレーの絶壁に描かれています。
帰路につくと初めてこんな所を登ってきたのかと気づきます。
溶岩が固まってできた一枚岩の上を降りていきます。
左側の黒い部分はふかふかで歩けません。
上から見ると、大地がひび割れているのがよく分かります。
遠い未来、アフリカ大陸はここから真っ二つに割れると言われています。
大地のひび割れが近づいてきたらゴールはもうすぐです。