2012年4月1日

オル・ドイニョ・レンガイ山 ギャラリー

このギャラリーは2018年7月に開催したツアーの画像を使用しています。
大噴火後の山容となります。

レンガイの登りは基本的に深夜の行軍となります。
前夜23時30分にキャンプからランクルに乗り登山口へと向かいます。
登山口から日付が変わり、0時30分に登山スタート。
暗闇の中どんなところを登っているのかよく分からずに登ります。
4時半くらいからうっすらと周りの景色が見え始めます。

頂上が近づくと両サイドに白い壁が現れます。
岩質が白いのかと触ってみると泡状の物質が手に付きます。溶岩のナトロカーボタイトの成分かと思います。

更に進むと地面に手をついて登りたいくらいの斜度になります。

急だ~。

雪みたいでしょう?
泡状の物質です。噴火したときにここをナトロカーボタイトの溶岩が流れたのだろうか。

朝日が昇り下界がキレイに見えるようになってきます。

頂上まであと少し。どこまでも相変わらずの急登です。
頂上付近は砂のザレで歩きにくいです。

そしてついに頂上クレーターリムに到着です。

火口の底にぽっかり空いた穴の中では溶岩がグツグツいってます。

下山は登りの時には真っ暗で見えなかった下界を見下ろしながら、こんなとこ登ってきたのか~、と思いながらめちゃくちゃ急な斜面を下ります。両手両足をつきながら座ったような恰好で下りたりします。

こんなすごい景色のなか登ってたんだな~と実感しながら歩きます。

麓まで下りると黄金の草原です。

美しいでしょ。
登山の最後にまたひとつ感動が待っています。

レンガイを振り返ると、とても穏やかそうな山に見えます。
あの険悪な登りは何だったのだ。夢?


登山口に到着するのはお昼前くらいなので、およそ10~12時間の行程です。
どうです?登りたくなったでしょう?
もっと詳細を知りたい人は以下の動画をご覧ください。

● グレートリフトバレー(オルドイニョレンガイ登山前日)
https://youtu.be/wHsEAg64vHw
●オルドイニョレンガイ登山
https://youtu.be/yjcByq5OBgE