2013年4月24日

キリマンジャロ登山 マラングルート ギャラリー

マラングゲートでは入山届けやポーター達の荷物の軽量などがあるので、
通常1時間以上は待たされます。
売店やトイレがありますので、この時間に済ませておくといいでしょう。
売店では地図や電池も売っています。

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マラングルート初日、マラングゲートからマンダラハットまではおよそ4時間。
熱帯雨林のジャングルを抜けていくため、突然のスコールには要注意。
レインコートよりも折りたたみ傘の方が突然降ったり止んだりの雨に対応しやすい。
キリマンジャロの固有種、キリマンジャロインパチェンスが見られるのもこの区間なので、
是非、足元の小さな赤い花を見逃さないようにしたい。

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マラングルート2日目、マンダラハットからホロンボハットまではおよそ4時間半。
森林限界を抜け、ゆるーい登りが永遠と続く。
以前はプロテアが群生するエリアだったが、2013年現在、山火事のためほとんどすべてのプロテアが黒コゲ状態である。元に戻るには何年もかかるだろう。
ジャイアントロベリアが見られるのはこの区間。ジャイアントセネシオよりも遭遇率が低いので、
見逃さないようにしたい。
後半はキボ峰の頭が見えてくる。

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ホロンボハット周辺はマラングルートにおいて最大のジャイアントセネシオの群生地である。
三角屋根の山小屋の裏を覗いてみるとヤマタノオロチのようにいくつもに枝分かれしたセネシオを見つけることができるだろう。ホロンボハットからキボハットへ向かう道の途中、数千本のセネシオの群生地を通過する。

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ホロンボハットからキボハットへはおよそ4時間半。
植物という植物が一切なくなり、ひたすら荒野(キボサドル)を行く。
ホロンボハットから1時間ほど行ったところにトイレがあるので、ここで要は済ませておきたい。この後は隠れる岩陰などが一切なくなるためである。
キボサドルを進むとキボハットと、キボ峰が見えてくる。

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キボハットに到着。
晴れていればギルマンズポイントまで伸びる道が白い線となって見える。
ここから見るマウェンジ峰もすばらしい。

頂上アタックから下山まではロンガイルートと同じなので、
ロンガイルートギャラリーの5日目、6日目をご覧ください。