キリマンジャロ参加メンバーで、
妙義山のバリエーションルート、相馬岳北稜を登ってきました。
登攀有り、懸垂下降あり、下山はクサリ場だらけの妙義らしい登山道で、歩きごたえがあるルートです。
スタート地点とゴール地点に車をデポして登ります。
車が1台の場合は長い林道歩きが追加です。
ロープを出した登攀個所は3回。
ここは2回目の1番長い岩場。ロープは概ね30m出た感じです。
出だしが立っていて、その後緩斜になり、後半また立ってくる感じです。
ガバホールドばかりなので、足を乗せる場所には困りません。
そして赤丸で囲った部分、今回の核心部であるP12の登攀。
本来クサリがあり、それに掴まれば簡単に突破できるのだが、
なぜかクサリが引き上げられていて(黄色い丸の部分)、自力登攀を余儀なくされた。
クサリの付け根の木が細いからという理由で危ないから引き上げといた、みたいなブログを見たことがあるのですが、細いなりにもしっかりした支点で不安感の無い木です。
まさか本当に引き上げられている事があるとは驚きです。
もちろんクサリ無しで突破しましたが、クサリを使うかどうかはその時のクライマーの判断に任せてほしいものです。勝手に選択肢を奪わないでほしい。ここのクサリと支点は強度十分です(なんの保証もしませんが)。
無事に登頂しました。
ドンピシャで頂上に出るのは気持ちが良いですね。
このルートの詳細は動画で見ていただくのが良いと思います。
以下のURLの動画を参考にしてください。
動画 ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=_kMzgbrJ_P8&feature=youtu.be