日光白根山東稜、初級向けの冬季アルパインルートですが、なかなかの絶景を楽しめる好ルートです。
お客様２名を連れて行ってきました。
ルートは、ロープウェイ山頂駅から弥陀ヶ池まで行って、弥陀ヶ池から五色沼に向かうコル部分の標高と東尾根の取りつきの標高がだいたい同じなので、コルから標高を上げず下げずでトラバースして取り付きまで移動しました。五色沼まで下りずにショートカットです。
東尾根は、核心部分は私的には最初の取りつきの急登です。
クライアントや初心者を連れて行くときは必ずロープ出しています。
雪の下に岩が隠れているので、岩の隙間が空洞になっていたりと、ボロボロと雪が崩れたり足が雪を突き抜けて岩の間に入っちゃったりと、こういうのが苦手な人は苦戦すると思います。コツは、両手も雪面について体重を分散させることと、雪が崩れないようにやさしく登ることですね。
尾根に乗ってしまえば快適かつ絶景の連続です。
後半の大岩登攀は、クライミングやっている人であればフリーで難なく行けるでしょうが、私はお客さんや初心者さんにはロープ出しています。
さて、
今回、頂上に着いたのは14:35 でした。
ロープウェイの営業終了は15:30 なので、ダメもとですが休憩なしのノーストップで一気に山頂駅に下山しました。
山頂駅に着いたのは 15:45で、15分遅刻しましたが、何とか乗せてもらえました。下山はたったの1時間15分でした。
ロープウェイ間に合って良かった(笑)
詳しく見たい人は一番下に動画のリンクを貼っておきますのでそちらをご覧ください。
今回の山行の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=_1zIWMaEZeQ
