今回の沢登り企画は参加者4名、
奥秩父の奥の方、中津川大若沢に行ってきました。
初級の沢として紹介されることが多いですが、落ちると滝の流線方向に振られる滝が多いので、リードする人は後続の確保に少し工夫した方がいいかもしれません。
また、下山は遊歩道と呼ばれる道がありますが、遊歩道と呼ぶには程遠い荒れた状況で、橋は基本的に壊れていて、完全に落ちているものもあり、崩落個所も数か所あります。ただし、沢慣れている人であれば、普通の高巻きよりはすこぶる快適で楽々に下山できるでしょう。感じ方は人それぞれだと思います。
沢の入り口、最初の橋は完全に崩壊しています。じゃぶじゃぶ渡渉します。
最初の滝、勘兵衛の滝。
左から簡単に取り付けます。
美しい渓相ですね。
ここは釜が深いですが、左側の壁沿いに行くとハーケンが打ってあるので、A0すれば落ちずに行けます。沢慣れているひとはフリーで。夏なら泳いでもOK。
寒くて落ちたくない時期なら右岸から簡単に巻けます。
トイ状のナメ滝。多分これが不動滝かな。
流線の左側を壁沿いに登れます。初心者にはロープださないとダメな感じです。
ホールドもスタンスも焦らずしっかり探せば見つかりますよ。
金山沢の出合を過ぎてすぐのトイ状12m滝。
ロープだしてみましたが、出さなくてもいいですね、ここは。
魚止ノ滝2段8m。ナメ状の2段滝ですね。
左岸から小さく巻きぎみで越えます。初心者にはロープだしてくださいね。
でも落ちると滝側に振られるので注意。
これが最後の直滝8m。
今回のメンバーです。
右岸から簡単に巻けますが、滝の右壁を登るのも難しくありません。本日ラストの滝なので、がんばって登りましょう!!
最後の滝の右壁、上からみるとこんな感じ。ちょっと難しい部分には残地のお助け紐が垂れてますよ。
最後の滝を越えてちょっと進むとすぐに二俣で、そこで遡行終了です。
すぐ上に遊歩道のクサリが見えるので、それをたどって下山します。
詳しく知りたい人は動画をご覧くださいませ。
https://www.youtube.com/watch?v=hlREh5Dl_Xs&t=118s