タンザニアへの道

キリマンジャロは東アフリカ、タンザニア連合共和国にあります。
タンザニアへ入国するための準備やタンザニアの基礎知識をまとめました。

ビザの取得

タンザニアへ入国するためにはビザの取得が必要です。
タンザニアのビザが取得できる場所は日本では2箇所です。

1.在日タンザニア大使館

東京都世田谷区上用賀4-21-9
TEL : 09-3425-4531

2.在大阪タンザニア連合共和国名誉領事館

大阪府大阪市北区梅田3-4-5 ㈱鴻池組内
TEL : 06-6343-3478

旅行者は観光ビザ(シングル入国ビザ)を申請します。
6000円です。申請書を出してから1~2日で取得できます。
混み合う時期など、時間がかかる場合もあるので、3日みておけばいいと思います。

書類のフォーマットや記入例、その他詳しい情報は以下を参照してください。
http://www.tanzaniaembassy.or.jp/Japanese/Consular_Matters_Japanese/visainformations_jpn.html

なお、
ビザの取得は現地の空港や国境でも可能です。
必ずしも日本でビザを取得していく必要はありませんが、空港での乗継で時間があまり無い場合や(1時間くらい待たされることもあります)、現地でのトラブルに対応できる自信がない方は日本で取得していくことをお勧めします。

タンザニアへの飛行機

最近最も多く利用されているのは、
エミレーツエアライン(EK) : 成田 / 関空 ⇔ ドバイ ⇔ ダルエスサラーム ⇔ キリマンジャロ
カタールエアライン(QR) : 成田 / 関空 ⇔ ドーハ ⇔ キリマンジャロ
の2社です。快適性も高く、値段もリーズナブルです。
両社とも、成田と関空に就航しています。

ちょっと値段が高くなりますが、ヨーロッパ経由でキリマンジャロ空港に直接乗り入れるのであれば、
KLMオランダ航空(KL) : 成田 ⇔ アムステルダム ⇔ キリマンジャロ
スイス航空(LX) : 成田 ⇔ チューリッヒ ⇔ キリマンジャロ
ブリティッシュエアウェイズ(BA) : 成田 ⇔ ヒースロー ⇔ キリマンジャロ
乗換えが1回で済むのが魅力です。

玄人(バックパッカー)向けにはこんなルートもあります。
エチオピア航空(ET) : 成田 ⇔ バンコク ⇔ アディスアベバ ⇔ キリマンジャロ
ケニア航空(KQ) : 成田 ⇔ 香港 ⇔ ナイロビ ⇔ ダルエスサラーム ⇔ キリマンジャロ
インド航空(IA) : 成田 ⇔ ムンバイ ⇔ ダルエスサラーム ⇔ キリマンジャロ
乗換えが多かったり、トランジットの待ち時間が長かったり、通常はお勧めしませんが、
ストップオーバーで他国に寄りたい人には持って来いです。

予防接種

タンザニアは、予防接種の必須項目はありません。
入国時にイエローカード(黄熱病予防接種国際証明書)の提示を求められることもたまにありますが、持っていなくても入国はできます。多少、もめることもあるので、一応心の準備だけはしておいてください。

予防接種に関する詳しい情報はここ。
http://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html

キリマンジャロ登山やサファリ旅行程度の短期間であれば、予防接種はとくに必要ないと思いますが、心配であれば黄熱病の予防接種だけ受けておけばいいと思います。
ただし、インドやタイ、もしくは黄熱病流行地を経由してタンザニアへ入国する場合、イエローカードの提示が必須になる場合があるようなので注意。

予防接種はいろいろ受け始めると、黄熱病、破傷風、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病など、たくさんの種類があります。仕事などで長期滞在をするのであればこれらの予防接種をしてから渡航することをお勧めします。短期間の旅行であれば、予防接種よりも、蚊にさされないようにする、動物には近寄らない、食べ物に気をつけるなど、現地での生活でいろいろ気をつけていればそこまでリスクは高くないのでは、と思います。

ウガンダなどタンザニア近隣諸国にも行く予定があるのであれば、イエローカードは必須です。無いと入国を拒否される場合もあるので、必ず携帯しましょう。

上記は私の意見です。何の責任も取れませんので参考程度にお考えください。

マラリア

タンザニアの場合、とにかくマラリアに気をつけましょう。
マラリアのワクチンは無いので、予防接種はありません。
マラリアはハマダラ蚊という蚊が媒介するのですが、予防方法は”蚊にさされないこと”に尽きます。虫よけスプレーとか、蚊取り線香とか、長袖長ズボンとか、いろいろ気をつけるられる事はあります。
ちなみに、ハマダラ蚊は夜行性なので、夕方以降気をつけてください。
蚊にさされたら必ずマラリアに感染するかというと、そういうわけではありません。すべての蚊がマラリアを媒介しているわけではないし、刺されたときの体調にもよります。風邪をひいていたり、免疫力が低下している時などはマラリアに感染する可能性が高まるようです。

マラリアは、薬を飲めば治る病気ですが、薬を飲まないと死に至る場合があります。
マラリアにはおよそ2週間(最短で7日)の潜伏期間があるため、1週間程度の短期間の旅行であれば、発症するのは帰国後となるでしょう。

帰国後に高熱が出たら、マラリアを疑い、必ず検査をうけてください。

ここからは私の個人的な意見ですが、
私と、私の友人のマラリア経験から、
風邪とマラリアの最も異なる症状は、尋常ではない寒気、であると思います。
風邪をひくと寒気はありますが、マラリアのそれとは桁が違います。
アフリカ方面から帰国後に高熱とものすごい寒気に襲われたら、マラリアの可能性が高いと思います。
現地で買える薬で私が使用したものは、 ARINATE という薬でベルギー産です。5日間飲みます。副作用も特になかったように思います。
FANSIDAR という薬も使ったことがありますが、こっちは強力で副作用がひどく食欲が一気に失せました。正直、マラリアよりも FANSIDAR の副作用がキツかったです。
私の友人は FANSIDAR で一撃で治ると、FANSIDAR を愛用していたようです。
ちなみにFANSIDARの副作用で失明したり死んだりすることもあるようなので、お勧めできません。
現地の病院にいくと、キニーネを処方されることが多いですが、強力過ぎるので別の薬にしてもらいましょう。
参考まで。

通貨と物価

通貨はタンザニアシリング(TSH)です。
2015年現在の為替レートを見て、
おおよそ、100円 = 1600シリング です。

では、具体的に物価がどれくらいなのか?
以下のリストを見てイメージしてください。

  • コカコーラ(350ml ビン) : 700シリング
  • ビール(500ml ビン) : 1500シリング
  • ミネラルウォーター(500ml ペットボトル) : 600シリング
  • ローカルレストランでの食事の予算 : 2000~5000シリング
  • 観光地やホテルでの食事の予算 : 10000~20000シリング
  • バナナ1本 : 100~200シリング
  • マンゴー1個 : 200~300シリング
  • パイナップル1個 : 1000~1500シリング
  • ダルエスサラーム空港から街までのタクシー代 : 20000~35000シリング(交渉次第)
  • ローカルバス : 200~300シリング
  • 安宿 : 8000~25000シリング
  • 中級ホテル : 25000~100000シリング(地方は安いが首都は高い)
  • 高級ホテル : ドル立て 200~350ドル

その他 タンザニアの基本情報

  1. 首都 : ダルエスサラーム(DAR ES SALAAM)
    ただし、名目上の首都はドドマ(DODOMA)
  2. 気候 : ほとんどが熱帯サバンナ気候で、季節は雨季と乾季に分けられる。3~5月が大雨季、11月~12月が小雨季。
  3. 民族 : 130ほどの民族があるが、バントゥー系の黒人が圧倒的多数。他、アラブ系、インド系、ヨーロッパ系が少数。
  4. 言語 : スワヒリ語が国語。英語も公用語であり、観光地やレストランなどでは通じる場合が多い。ケニアやウガンダに比べると英語は通じにくい。地方では各民族語が話されている。
  5. 宗教 : イスラム教、キリスト教、伝統宗教など
  6. 電圧 : 230V 交流60Hz。 日本の電化製品用には要変圧器。コンセントの刺し口の形が統一されていないので、マルチのアダプタを持参しましょう。
  7. 時差 : 6時間遅れ
  8. 国際電話国番号 : +255
  9. 治安 : アフリカ諸国の中では治安は良いほうだが、首都ダルエスサラームと、観光地のアルーシャは注意が必要。念のため、夜外を歩き回るのはお勧めしません。
  10. タクシー : 交渉前払い式。メーター式では無いので、とりあえず言い値の半額くらいから交渉スタートすればいいと思われます。
  11. 水道水 : 飲めません。ミネラルウォーターを買いましょう。