甲武信岳、東沢釜ノ沢東俣

キリマンジャロメンバーで釜ノ沢から甲武信岳へ登ってきました。
天気予報がずっと良くなかったので心配しましたが、結果、最高の天気でした。
キラキラと輝く水面はエメラルドグリーンで、ちょっと冷たいけど泳ぐこともできたし、夜は焚火で盛り上がりました。
この沢に来るのは4度目ですが、いつ来てもキレイですね。
入渓して30分ほどでホラ貝のゴルジュ入口。
泳いで渡ってゴルジュの奥をのぞき込みます。






キレイすぎる東沢を満喫しながら釜ノ沢出合をめざします。
平凡な河原歩きも長いので、ちょっと飽きてくることもありますが、水のキレイさがそれを癒してくれます。

せんじょうのナメ

釜ノ沢に入って魚止めの滝を越えると千畳のナメ。
ここは本当にキレイなナメ床だ。陽の光が木々の間から注いで水面が美しい。

両門の滝

そしてこの沢のハイライト、両門の滝。
良い写真でしょう? 本物は写真より美しいですよ。
ここでビバークしたこともありますが、今回は広河原まで進みます。

焚き火

広河原に到着したら、みんなで薪集め。
さすが人気の沢。
夏も終わりのシーズンになると、薪になる倒木が少ない。
けっこう遠くまで歩いて薪を探した。
明日早いから21時くらいには寝ようと思っていたが、気がつくと23時だった。

沢登り2日目。
標高が上がるにつれ傾斜もきつくなってきます。
キャンプ地からしばらくは退屈な渓相が続きますが、その後は大きなナメ滝やナメやナメやナメ。最後もナメで終わります。
沢の水源が終了点で、甲武信小屋の水場にもなっています。
つまりツメの藪漕ぎ無しのとっても素敵な沢なんです。

荷物はすべて甲武信小屋にデポして、甲武信岳の頂上までピストンしてきました。
甲武信岳って、甲州、武州、信州にまたがっているから甲武信岳っていうんだって。
記念撮影だけしてさっさと下山します。何しろここの下山は長いのだ。

いつもメンバーに恵まれて楽しい沢登り企画でした。

興味のある人は動画もご覧ください。