2012年4月1日

オル・ドイニョ・レンガイ山 登山情報

オル・ドイニョ・レンガイ山

マサイ語で”神の山”を意味するオル・ドイニョ・レンガイ。
ケニア、タンザニアの国境近く、キリマンジャロから車でおよそ4~5時間にところに位置し、東アフリカのグレートリフトバレー(大地溝帯)に聳える世界で最もユニークな活火山のひとつである。
ナトロカーボナタイト(火成炭酸塩岩)の溶岩を噴出す世界で唯一の活火山であり、深い火口の底では今も灰色の溶岩がグツグツいっているのを見ることができる。
ここの溶岩の温度は通常の溶岩の温度よりもかなり低く、およそ半分の510℃ほどである。
粘性が低くまるで水の様に流れる。夜、この溶岩を眺めるとオレンジに輝いて見えるが、日中は灰色の泥のように見えます。
私が20年前(2004年)に登った時の頂上は、噴き出した溶岩が固まって突起状になり頂上火口を埋め尽くした摩訶不思議な風景が広がっていました。

いたるところで灰色の溶岩が流れ出していました。粘性が弱くさらさらで水のように生きよ意欲ザーザーと音を立てて流れていたのを覚えています。


突起の先っぽから灰色の液体が噴き出していました。


しかしこれまでの写真の風景は今では見られません。
この後の大噴火でこの風景はすべて吹き飛んでしまい、今では深いひとつの大きな火口となっています。火口の底にはひとつ大きな穴があいていて、その中で灰色の溶岩が今もグツグツと煮えたぎっているのは見ることができます。

現在の頂上クレーターです。

クレーターの底には穴が開いていて、灰色の溶岩がボコボコしているのが見えます。

頂上クレーターリムは細くて富士山のように横幅はありません。
2018年、オルドイニョレンガイ頂上クレーターリムにて。

さて、
外観は富士山のような整った形の独立峰です。

見る角度によって少しずつ形は変わりますが、どこから見ても美しい山容です。

麓にはレイクナトロンが広がり、湖にはフラミンゴが集まります。

アフリカ最大のフラミンゴ繁殖地のひとつ。

どうですか?
魅力的な山でしょう

オル・ドイニョ・レンガイ登山

登山は午前2時ころ出発なので、前日にベースキャンプに入り仮眠を取っておきます。
頂上で夜明けを迎え、お昼頃には下山できます。
頂上からはメルーとキリマンジャロを雲の向こうに見ることができます。
麓から頂上まではほぼ直登で、急登の連続です。
頂上に近づけば近づくほど急になり、2本の足だけで立つには怖いくらいになります。

この山を踏破するには特に技術はいりませんが、とにかく体力と度胸でしょう。

頂上から見るグレートリフトバレー(大地溝帯)の絶壁には、水の流れに侵食された美しい模様が描かれています。

アフリカの大地の裂け目、グレートリフトバレーに聳え、世界でここだけの不思議な活火山、オル・ドイニョ・レンガイ。

下山後に広がる金色の草原でもう一度感動するはず。
1度は挑戦するべき価値のある登山になるはずです。

登山ルート

lengai
頂上まで直登です!!

登山装備

レンタルできる装備もありますが、やはり愛用しているものを持参したほうがいいでしょう。
レンタル登山用品は、クオリティ低いです。

  • 登山ブーツ : 履きなれたものがいいです。
  • バックパック : 日帰り登山なので、デイパックで十分です。レインコート、行動食、水、防寒着が入れば十分です。
  • バックパックカバー : 山の天気は変わりやすいので、必要になります。
  • レインスーツ : どんな登山でもレインスーツだけは必須アイテムです。
  • ジャケット : 防風、防寒機能を備えたもの。頂上付近は結構寒いですよ。
  • インナー : 頂上付近は結構寒いです。
  • ズボン : 乾きやすく、動きやすいもの。
  • ヘッドランプ : 夜中出発なので必須です。
  • 行動食 : 各自、用意してください。
  • 水筒 : ペットボトルでも十分です。途中に水場はありません。
  • 手袋 : 軍手でも大丈夫です。
  • トイレットペーパー : 念のため。
  • カメラ : 忘れると一生後悔します。

後は、各自思いついたもの、いつも装備しているものを持ってきてください。