2018年2月 キナバル登山ツアー レポート② 「登山前編」

2月23日、21:30頃、コタキナバル空港着。
そこから2時間かけてキナバル国立公園内のロッジまで移動します。
到着すると2名ずつ3部屋に分かれてすぐに就寝。

2月24日、7:00、パッキングを済ませ国立公園事務所に移動。
パッキングは自分で背負うザックと、登山に必要のない荷物に分けて、
いらない荷物は公園事務所で預かってもらう事ができます。
山小屋は布団(若しくはシュラフ)完備なので、寝具類は持っていく必要はなく、
ザックのサイズは30リットル程度で十分です。
朝ごはんは公園事務所前のレストランでいただきます。
ビュッフェ形式でとてもゴージャスな朝ごはんですよ。ビュッフェだと食べ過ぎちゃいますね。
朝食後、公園事務所で入山手続きを済ませ、現地ガイド達と合流してから、
スタート地点のティンポホンゲートへ向かいます。
いよいよ登山のスタートです。

登山初日、
08:55 、ティンポホンゲート1866mより登山スタート。
およそ6時間の行程で2270m付近のパンナラバンにあるラバンラタ小屋に向かいます。
熱帯雨林のジャングルの中の登山道を登っていきます。
40分~1時間くらいのスパンでシェルター(休憩小屋)があり、休憩を取る目安として調度良いです。
小屋には登山客の食べる行動食やお昼ご飯を狙ってリスがたくさん寄ってきます。
指でピーナッツをつかんで差し出すと、手の上に乗ってきますよ。

登山道はマイルドな急登が続くのでペースはゆっくり登っていきます。
荷物は重かったら私が持ちますよ~、、という事で今回はトリプルザック。

名物のウツボカズラはじっくり登山道の両側を探していくとたくさんみつかります。

どんどん登っていくと徐々に木々が低くなってきて、足元が岩岩してきます。
そして 15:50、パナラバンに到着。

まずはラバンラタ小屋にチェックイン。
今回こちらに泊まるのは4名。
4人部屋なので他のお客さんに気を使う必要がなく楽ですね。
私を含めた2名はちょっと上に建っているペンダント小屋泊ですが、
夕食はみんな一緒にラバンラタ小屋でとります。
夕食は16時30分から。
到着が16時近かったので、ペンダント小屋のチェックインは後回しにして、
レストランの場所を確保し先に夕食にすることにしました。
混雑している時は早めに場所を確保しないと席が空くのを待つことになりますよ。

食事はビュッフェ形式で取り放題。
夕食は肉類が豊富です。ご飯もの、野菜、デザートまで何でもあります。
ただし、なぜか夕食時だけ飲み物が売店で販売されている有料のみとなっております。
ペットボトルの水を持参した方がいいですね。

食後はテノムコーヒーをオーダー、しばらくまったりします。
コーヒーカップが巨大でびっくり。写真じゃわかりにくいかな?
みんな飲みきらずにポットに移し替えました。

今夜のサミットプッシュ(頂上アタック)に関して打ち合わせを済ませ、
私を含む2名はペンダント小屋へ。
ラバンラタ小屋から階段を登ること2分。シルバーのトタン風の小屋がそれです。
ラバンラタよりこじんまりしています。
お茶、コーヒーは自由に飲めます。
部屋は大部屋(15人くらい入れそう)に2段ベッドがたくさんあって、
好きな場所を選びます。ベッドにはシュラフが完備。
小屋の下にはブランコがあります。
小屋の予約が取れなくてキャンセル待ちし、さらには他社からスペースを買い取ったのに、
いざ来てみると小屋はスカスカ。空きだらけ。
そうなんです、現地旅行社や大手旅行社が小屋のスペースをたくさん予約キープして、
実際にお客さんが集まらないと他の旅行社に確保しているスペースを売りつけるという、
ちょっと迷惑な旅行社が多いのです。
1日の入山人数制限のある山ではよくある事なのでしょう。
予約が取れなくて日程を変えた人もいたでしょうに。やめてほしいですね。

深夜1時起床、2時軽食、3時前には頂上目指して出発の予定なので、
20時くらいには就寝!!
それでも5時間は寝られるので、キリマンジャロよりは大分気持ちが楽ですね~。
それでは、おやすみなさい。

登山後編へつづく☆☆☆